技術情報
4列サーキュラーアーク溝2点接触構造
4列サーキュラーアークの転動溝であるため、予圧をかけた場合や、荷重が加わった状態でも、荷重方向に2点接触するので、差動すべり量が減少され良好な転がり運動を行います。
ABBAのBRHシリーズ・BRSシリーズは、自動調整能力があります。この特性は図A-Aの理想的な4列サーキュラーアーク溝2点接触構造から生まれます。予圧をかけた場合や、荷重が加わった状態でも、荷重方向に2点接触するので、差動すべり量が減少され良好な転がり運動を行います。
それに比べ図B-Bの2列ゴシックアーチ溝は、ボールに差動すべりが生じ、摩擦係数が数十倍と大きくなり、摩擦抵抗が急激に増加するため、磨耗により寿命が短くなります。

また、図A-Aの4列さーキュラーアーク溝は、ボールの弾性変形と接触点の移動により取付面の狂いが多少あってもLMブロック内部で吸収しスムーズな直線運動が得られます。図B-Bのゴシックアーチ溝では、ボールが4点接触しボール弾性変形が阻害され、接触点の移動ができないために自働調整能力がなく、取付面の狂いや軌道台の精度誤差を吸収できず、スムーズな直線運動が得られません。
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